前処置終え、移植へ

きのうまでに、移植前処置に使う3種類の抗がん剤の投与は終え、きょう(3月12日)からは2種類の免疫反応抑制剤の投与が始まりした。

1種類は飲み薬のカプセル剤で、もう1種類は点滴剤です。これらの薬剤の血中濃度の管理が重要になるため、今後は連日採血だそうです。

なお、抗真菌薬や抗ウイルス薬など、抗がん剤の副作用予防薬の飲み薬・点滴剤の投与はまだ継続しています。

あすが臍帯血移植日です。


食欲不振、体のだるさも…

「無菌室」へ移動し、中心静脈カテーテルを挿入し、前処置の最初の抗がん剤投与(3月3日)からはや一週間。

きょう(9日)の昼あたりから食欲もなくなり、体のだるさも出てきました。

最初に投与した抗がん剤は7日にも投与し、最後の3度目が土曜日の11日。

2番目の抗がん剤は6日の月曜日から土曜日まで連日投与。

3番目の抗がん剤はきのうから3日間で2時間×8回の投与。きのうは10時・16時・22時。きょうは4時・10時・16時・22時。それであすあと1回。

並行してこの間、抗菌薬・抗真菌薬・抗ウイルス薬・抗けいれん薬など、抗がん剤による副作用予防の点滴剤、飲み薬などの服用もしています。


CDとDVD/内田光子・グルダ

ここへ転院前のいわきの病院入院中にも、ベートーヴェンやモーツァルトの交響曲DVDなどを貸してくれた友人が、CD・DVDを送ってきてくれました。CDは内田光子さんのピアノ演奏、指揮・ジェフリー=テイト、イギリス室内管弦楽団で、モーツァルトのピアノ協奏曲中心(13~27)に8枚。DVDはレナード=バーンスタイン指揮、ウィーン・フィルハーモニーの演奏でブラームスの交響曲1~4番の2枚組、同じくピアノ演奏がクリスティアン=ツィマーマンのブラームスのピアノ協奏曲1・2番、それに、フリードリヒ=グルダによるモーツァルトのピアノ・ソナタ4・9・12・幻想曲ハ短調・14番の「モーツァルト・フォー・ザ・ピープル」。グルダは、丸首の長袖のシャツを着て、腕時計をはめたままピアノを弾くピアニストです。

私は、内田光子さんもその友人を通じて初めて知りましたが、グルダも同様です。


移植日程や治療説明

きょう(3月5日)は無菌室へ移ってから初めて、医師から家族(妻・娘)いっしょに移植日程や当面の治療法などの説明を受けました。移植は13日の月曜日予定。

それまでの前処置は、すでにおとといの抗がん剤投与から始まってはいますが、その抗がん剤を含め、3種類の抗がん剤を12日まで大量に投与します。要するに、体内に残存する腫瘍細胞を一掃し、ドナーからの細胞がうまく住み着いて(生着)くれるようにすることが前処置の目的です。

移植時点では、白血球はゼロになっており、移植された骨髄液に含まれる造血幹細胞が、骨髄に生着して正常な造血機能を回復するまでには、移植後およそ2~3週間・1か月かかります。

移植そのものは、臍帯血を点滴で投与するだけで、10分もかからず終了予定です。

だから問題は、前処置時の抗がん剤による副作用の予防と対応、移植後の合併症(GVHD=移植片対宿主病[いしょくへんたいしゅくしゅびょう])の予防と治療だと、私自身は認識しています。


波乱の前処置スタート(?)

午前9時半過ぎから小一時間でCV挿入完了。朝からうまくいかなかった採血もここで医師が実施。

このCVを使って、移植へ向けた「前処置」が始まります。

まずは、抗がん剤による高尿酸血症を予防するための点滴、各種真菌(カビ)感染症予防の点滴、吐き気止めの点滴と続きました。そして午後3時から「医師が投与(時間厳守)」と指示票にある抗がん剤の投与。

夕刻の検温では、38.6度。急きょ、培養のための採血の指示が出て、抗生剤の点滴。ここでも採決の血管確保に看護師さんたちが難儀し、3人目(?)でやっと採血完了。

ちょっと波乱の前処置スタート(?)です。


何もないと思っていたら、忙しかった午後以降

きょうは、きのうのうちに言われていた朝の採血以外はとくにないものと思っていました。CV挿入はあしたの午前中に実施、と連絡。

すると、午後から、水分や各種ミネラル・ブドウ糖を補給する点滴を24時間で開始。

白血球を増やすための皮下注射も実施。

夕刻近くにはCT撮影。

その後は5時半から赤血球の輸血があり、遅れて到着した血小板輸血も9時過ぎから実施しました。


CVはあす以降

鼻をかむと、ティッシュペーパーに血がにじむこともあり、私からのそんな訴えもあってのことなのか、血液の止血作用を強めるため、夕べの血小板輸血に加え、もう一度血小板輸血を実施したうえで、中止静脈カテーテル(CV)挿入をすることにしました。

当初はきょうのCV挿入を予定通りに進めることを前提にしていたところ、医師の業務・スケジュールにいろいろと「バッティング」があったらしく、あす以降に延期です。

午後6時現在、まだスケジュールは確定していません。


無菌室へ移動

午前10時、無菌室へ移動しました。ここの病棟の病室全体が無菌室です。

基本的にきょうはゆったり過ごしています。

昼食後、病棟を担当看護師に案内してもらい、ちょっと昼寝。すると午後3時過ぎには理学療法士が病室へ来てくれ、ちょっとしたストレッチと廊下の歩行でリハビリ。

4時半には妻の介助つきでシャワー。

きょう予定の血小板はまだ届いてないらしく、夕食の前後になりそうです。


あす、「無菌室」へ

あした(2月28日)、「無菌室」へ移ることが決まりました。

特別な高性能フィルターを使ってきれいな空気を循環させている病室です。「無菌」と言っても、いっさい菌がないわけでなく、土やほこりなどに多くて、一般の環境に存在するカビの一種「アスペルギルス」をとくに除去し、それによる肺炎を予防する効果があるそうです。

医師の話では、病室環境というか、移植へ向けた準備環境に慣れるためにも、急がずにじっくり進めていきましょう、とのこと。

とりあえずあしたが血小板の輸血、あさってが中心静脈カテーテル(CV)の挿入予定。


虹のブックレット・総合事業の光と影

日本医療福祉生協発行の「虹のブックレット108」『総合事業の光と影』を読みました。妻が先日いわきへ戻った際、職場から持ってきてくれました。介護保険法による総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業)は、先行実施自治体もありますが、今年4月からすべての自治体で始まることになります。

おおよその方向が出てきた段階で、私も福島県議現職時、県の役割をどう果たすか、ずいぶんと詰めた質問もしましたが、肩すかしに終わっています。(2014年12月定例会代表質問、質問3~4㌻、答弁11~12㌻、再質問18㌻、再答弁19㌻。2015年9月定例会一般質問、質問2~4㌻、答弁7~9㌻、再質問・答弁11~12㌻。日本共産党福島県議団ホームページ・「トピックス」参照)

それはともかく、「介護給付費の削減」と「新たな介護予防への展望」という二つの側面、「光と影」を持つ総合事業です。

「介護予防」「自立支援」「社会参加」という、医療福祉生協の活動そのものが総合事業と重なるのは明らかです。

こうしたなか、人権に根ざした社会保障や医療・介護制度を意識的に強く求めると同時に、この総合事業にどう向き合うか、議論をどう進めるか、遅滞ない対応をどう進めるか、を示します。